内容説明
高橋箒庵と護國寺の交わりをはじめ、近代の茶の湯を語るうえで欠く事の出来ない人たちが、いかに護國寺と関わっていたかを丹念に追い、纏めた白眉の書。茶道本山としての護國寺の姿が浮かびあがってくる。
目次
第1章 高橋箒庵(仲麿堂と石塚;仲麿の望郷の歌 ほか)
第2章 戸田宗見(圓能齋顕彰碑;近代茶道史は数寄者の時代 ほか)
第3章 正木直彦(茶の湯文化学会;茶の湯文化学会の発足―「茶道文化」 ほか)
第4章 鈴木宗保(鈴木宗保翁)
著者等紹介
戸田勝久[トダカツヒサ]
1932年12月15日東京日本橋茅場町に生まれる。即日庵三世戸田宗寛の長男。慶應義塾大学大学院文学研究科修了。茶名宗安。裏千家今日庵業躰。茶道綜合資料館上席研究員。創造学園大学名誉教授。元茶の湯文化学会副会長。『武野紹鴎研究』(中央公論美術出版)『武野紹鴎茶と文芸』(中央公論美術出版)により、東京大学大学院より、学術博士を授與される。『千利休の美学』(平凡社刊)により、茶道文化学術賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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