護國寺 茶の湯物語

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  • サイズ A5判/ページ数 325p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784898063934
  • NDC分類 791.2
  • Cコード C2076

内容説明

高橋箒庵と護國寺の交わりをはじめ、近代の茶の湯を語るうえで欠く事の出来ない人たちが、いかに護國寺と関わっていたかを丹念に追い、纏めた白眉の書。茶道本山としての護國寺の姿が浮かびあがってくる。

目次

第1章 高橋箒庵(仲麿堂と石塚;仲麿の望郷の歌 ほか)
第2章 戸田宗見(圓能齋顕彰碑;近代茶道史は数寄者の時代 ほか)
第3章 正木直彦(茶の湯文化学会;茶の湯文化学会の発足―「茶道文化」 ほか)
第4章 鈴木宗保(鈴木宗保翁)

著者等紹介

戸田勝久[トダカツヒサ]
1932年12月15日東京日本橋茅場町に生まれる。即日庵三世戸田宗寛の長男。慶應義塾大学大学院文学研究科修了。茶名宗安。裏千家今日庵業躰。茶道綜合資料館上席研究員。創造学園大学名誉教授。元茶の湯文化学会副会長。『武野紹鴎研究』(中央公論美術出版)『武野紹鴎茶と文芸』(中央公論美術出版)により、東京大学大学院より、学術博士を授與される。『千利休の美学』(平凡社刊)により、茶道文化学術賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Norykid

12
茶の湯の世界の一端を感じ取れる書。高橋箒庵のエピソードに、この世界の名人の品位、気位の高さを窺いしれた。文章は厳しいが、こういったエピソードが散りばめられていたのが良かったです。茶の湯はお点前の作法を愉しむのみにあらず。道具、庭園、茶室、美術品、料理、菓子に至る幅広い分野の趣向を嗜み、また執筆なども範囲に含まれることを知りました。奥が深すぎますね。2016/02/26

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