英国風景の変貌―恐怖の森から美の風景へ

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  • サイズ A5判/ページ数 251p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784898063880
  • NDC分類 293.3
  • Cコード C0030

内容説明

風景から見えてくる、イギリスの歴史と社会。

目次

序章 風景がまとう審美性
第1章 湖水地方と自然美の風景
第2章 海辺の風景と観光の大衆化
第3章 大都市ロンドンの拡張と郊外の風景
第4章 農村風景とイギリスらしさ
第5章 ハイランドの風景とスコットランドの精神
第6章 近代遺産と郷愁の風景

著者等紹介

森正人[モリマサト]
1975年香川県高松市生まれ。関西学院大学文学研究科博士課程修了。現在、三重大学人文学部准教授。博士(地理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Sakana

4
一言でいえば、The making of a national landscapeイギリスver.。無意識のうちに想像され得る社会の「風景」は(イギリス=湖水地方、日本=富士山的な)、社会の変化のあり様にともない、そしてその中で変化する人々の審美性の基準の更新・再編成によって、常に変化してきた。それは、巨視的に言えば、資本主義における土地の使用価値から交換価値による、「風景や自然の絶えざる分節化」、そしてそれと諸価値との「節合」によるものである。2017/11/30

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