内容説明
日本刀の刀身及び刀装の基礎知識を満載した日本刀の総合事典。有名刀工銘鑑(各刀工の価格評価掲載)、有名金工銘鑑、刀剣時代年表付。
目次
1 日本刀の歴史―時代による姿の変遷(平安時代以前;平安時代―延暦十三年(七九四)~寿永二年(一一八三) ほか)
2 日本刀(刀身)(日本刀の種類;造込による分類;刀身各部の名称;刀の作り方)
3 刀装・刀装具(刀装各部の名称;刀装の歴史;お国拵;刀装具;鞘;下緒)
4 研磨・保存方法・鑑定(研磨(研ぎ)
刃の保存方法及び手入れ
刀の勉強の仕方)
5 銘鑑・年表(有名刀工銘鑑;有名金工銘鑑;和暦・干支・西暦対照表)
著者等紹介
杉浦良幸[スギウラヨシユキ]
1941年愛知県碧南市に生まれる。1966年名城大学工学部電気工学科卒業。1970年刀剣研究家得能一男に師事、刀剣研究連合会所属、名古屋刀剣会の運営に携わるかたわら得能一男より刀剣の研究、鑑定法等を教わる。1980年~刀剣春秋新聞に「美濃鍛冶小論」「刀いろいろ学」などを連載。その他小論文を多数発表。2003年得能一男没後、「名古屋刀剣研究会」を設立。会長及び講師を務める。現在、刀剣研究を継続しつつ、中部地方を中心に「入札鑑定」の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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