サヨナラ、民芸。こんにちは、民藝。

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サヨナラ、民芸。こんにちは、民藝。

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  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784898063668
  • NDC分類 750.4
  • Cコード C0072

内容説明

これからの時代には、柳宗悦の「民藝」という思想が必要かもしれない。柳宗悦を巡る6つの対談集。

目次

六つの対話へのプロムナード
対談1 民藝はすでに終わっているのか?
対談2 骨董と民藝に違いはあるのか?
対談3 用と美の間で作家は何を思うのか?
対談4 柳宗悦はなぜ利休をせめたのか?
対談5 手仕事の市場は女性がつくるのか?
対談6 民芸と手仕事に未来はあるのか?
柳宗悦の文庫本読書ノート

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐっちー

13
貸して頂きました。最前線で活躍されている様々な方たちの対談で構成された濃い一冊。民藝運動は「民藝」という言葉で定義された瞬間に死んだと思っています。しかし柳宗悦がライトを当てなければ、「用の美」が認識さえされなかっただろうことも事実。手仕事と芸術の狭間でもがくアーティストたちはもがけばよろしい。それよりも我が我がと前面に出ないで、コツコツ仕事してる職人気質の作家たちが作った、意識野に出てこない漠然としているけれども生活に即した美を大事にしなくては。2015/03/10

h0z8じゅうたんの36.5cm

2
統一性があるのかないのか面白い対談集。民藝に興味が湧いたので柳宗悦の本を読んでみようそうしよう。2011/02/15

doji

1
柳への批判的な目線を知れたのが大きかったけれど、なにより魅力的な志村さんの語りや、スターネット×フェニカの取り合わせなど、読み応えのある内容ばかりだった。じぶんの興味がふつうの中にある作家性のあり方なのだと再認識。2017/07/27

AI-sun

1
2010年、柳宗悦の没後50年を機に月刊誌『目の眼』が民藝についての6つの対談を集録。◎馬場浩史(starnet)×テリー・エリス&北村恵子with南雲浩二郎(beams)「民藝と手仕事に未来はあるか」▼仕掛ける側から見た民藝の未来。新鮮さや、質と値段の問題について。▼時代によって変わる"モダン"のイメージ▼アジア・欧米との感性の違い、流通の仕組み等。2012/03/05

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