内容説明
心地よいリズムで詠んだ俳句と文章が織りなすニューヨーク発の好エッセイ。在住35年におよぶ著者が、暮らしの中の目線でとらえた生活風景や行事、四季の移ろいなど、街の息づかいがみごとに伝わってくる。日系ニューヨーク生活紙で2003年以来好評連載中の「新ニューヨーク歳時記」を1冊にまとめた書。
目次
淑気
白朮詣
冬ざれ
初不動
冬枯
乗初
雪催い
麗か
駘蕩
猫の恋〔ほか〕
著者等紹介
大島聖子[オオシマセイコ]
東京生まれ。青山学院大学文学部英米文学科1956年卒。1963‐65年、在パリ。フランス詩研究を行う。1973年アメリカ文学研究のため渡米。アメリカ文学者と、その生活を知るため、文学者の足跡を訪ねて東部、西部、南部、バーミューダ諸島など、米国や周辺各地を回り、現在もイスラエル、パレスチナ、中近東、南米、中国、東南アジアなど、世界をめぐる旅を続けている。PPSEWA(汎太平洋東南アジア婦人協会)国連外郭団体、ニューヨーク支部会長を2006年より務める。ニューヨーク日系人会副会長・社会福祉部(ソーシャルサービス)部長。青山学院交友会ニューヨーク支部会長。OCSニュース紙に「アメリカ文学ドライブ」を連載。1990‐95「紐育歳時記」をOCSニュース紙に連載。読売アメリカ紙に「アメリカ文学旅行」を連載。週刊ニューヨーク生活紙に2003年から「新ニューヨーク歳時記」を連載中。育英学園小学校(ニュージャージー州)の俳句担当講師。2004年日米修好通商条約150周年記念外務大臣賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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