内容説明
摩天楼からティファニーまで。在ニューヨーク35年におよぶ著者が、ガラスをキーワードに解き明かすニューヨーク。アメリカにおけるガラスの歴史やガラス工芸の魅力も紹介。視点を変えたニューヨークの街歩きガイドとしても楽しめる。
目次
第1章 ガラス都市・ニューヨークの街なみ
第2章 アメリカ・ガラス史の始まり
第3章 アメリカのガラス工芸
第4章 アメリカの現代ガラス
第5章 マンハッタンの建築とその室内装飾におけるガラス
第6章 マンハッタンのビルとガラス―摩天楼の建物と美術館のガラス・ガイド
著者等紹介
市田幸治[イチダコウジ]
1936年生まれ。日本大学芸術学部映画科を経て、パリに2年間外務省私費留学生として滞仏。パリ西武百貨店のアンティーク・バイヤーとして、欧州各地のアンティークを買い付ける。帰国後西武百貨店美術部係長。1973年「一枚の繪」駐在社長として米国美術・骨董研究のためニューヨークへ赴任。以後、現在もニューヨークを拠点に全米各地から英国、フランス、エジプト、イスラエル、パレスチナ、ギリシャ、東欧、中国、台湾、韓国へ美術骨董研究の旅を続けている。1987年より4年間ニューヨーク2番街56丁目「マンハッタン・アーツ&アンティーク・センター・ギャラリー43」で骨董店を開く。1996年以後、「アメリカン・アンティーク展」を銀座ギャラリーうえすとで開催。全米で著名なMAINE ANTIQUE DIGEST THE AMERICANA CHRONICLESに日本人で初めてのアメリカのアンティーク紹介者として掲示されており、ニューヨークの日本銀行、ジョージ・山岡弁護士等から美術鑑定を依頼されている。美術評論家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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