内容説明
本書は、わが国に多い感染症を中心に、その抗微生物薬化学療法、特に細菌感染症の最新の抗菌薬化学療法について、できるだけ簡明にそのポイントを記述、紹介して、臨床の場ですぐに役立つように努めた。さらに本書の特徴の一つとしてｅｍｐｉｒｉｃ ｔｈｅｒａｐｙについて、また抗微生物薬相互、また他薬との併用による副作用などの問題についても、これらを念頭において記述した。
目次
総論（今日の感染症の変化；抗微生物薬の種類とその特徴；抗菌薬の細菌学的特徴；抗微生物薬の体内動態の特徴 ほか）
各論（各種感染症に対する抗微生物薬の使い方；特殊病態下の感染症に対する抗微生物薬の使い方；小児科領域感染症に対する抗菌薬の使い方；感染症の治療法としての補助療法 ほか）
