武富士追及―言論弾圧裁判1000日の闘い

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784898001707
  • NDC分類 338.77
  • Cコード C0036

内容説明

武富士VS週刊金曜日。ルポ掲載から完全勝訴までの全記録。

目次

第1章 紛争勃発(ルポ 武富士残酷物語;ルポ 武富士社員残酷物語;ルポ 武富士「第三者請求」裁判;金一億一〇〇〇万円)
第2章 追及 社員虐待編(盗聴された支店長;“武富士レディ”涙のつま恋研修;地獄の臨店;真正館“お付き”悲話;暴露された罵声)
第3章 追及 借金地獄編(三時間取り立て事件;計算書改竄;どんぶり勘定事件;“審判の日”の猛烈回収;罵声会議の現場へ)
第4章 巨象揺らぐ(東京地裁;弱みに付け入る武富士商法;控訴棄却、最高裁へ;時効債権取り立て事件;『朝日』が武富士に屈した日)
第5章 決着(最高裁第一小法廷)

著者等紹介

三宅勝久[ミヤケカツヒサ]
1965年岡山県生まれ。フリージャーナリスト。大阪外国語大学イスパニア語学科卒。フリーカメラマンとして中南米・カリブ・アフリカ諸国で取材活動。その後『山陽新聞』記者。2002年より再びフリー。「債権回収屋“G”―野放しの闇金融」で第12回『週刊金曜日』ルポルタージュ大賞優秀賞受賞。2003年3月、『週刊金曜日』連載の武富士批判記事をめぐり、同社から1億1000万円の損害賠償を求める訴訟を起こされるが、東京地裁・高裁は武富士の請求をすべて棄却。2005年6月、最高裁で完全勝訴が確定した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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CHRONO

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ブラックと言われた某居酒屋のような会社でも、客にとっては居心地の良さも感じられる場所だった。武富士は客にとっても社員にとってもブラックなだけの存在意義の全くない会社。 つぶれて当然のそんな会社が、巨大な広告費でマスコミを沈黙させ、ますますブラック化していく。 武富士の内情を記事にしたフリーライターが名誉棄損で訴えられ、裁判が決着するまでのルポ。事件のことは何となく覚えてはいるが、お金と暴力と裁判による恫喝が詳細に書かれ、読むだけで恐ろしくなる内容。こんな会社が平成の世まで存在していたことが信じられない。2019/09/18

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