内容説明
業界のタブーを告発。新聞社が販売店に押し付ける詐欺まがい商法。極秘のカラクリを明らかにした衝撃のノンフィクション。
目次
1章 折込広告の水増し問題とは
2章 疑わしきABC公表部数
3章 問題の温床・「押し紙」
4章 違法行為を逆手に取った販売店の改廃
5章 権力による新聞への介入
新聞業界の底辺からジャーナリズムを問う
新聞販売店経営の防衛策
毎日新聞販売局不正経理事件の概要
市川正一議員の国会質問
瀬崎博義議員の国会質問
草川昭三議員の国会質問
著者等紹介
サワダオサム[サワダオサム]
1935年5月2日、京都市生まれ。府立朱雀高校定時制鳥羽分校中退。1960年12月より新聞販売店勤務、79年1月滋賀県新聞販売労働組合を結成、書記長、委員長歴任。81年1月より全販労(全国新聞販売労働組合協議会)副議長、事務局長を経て、現在顧問。89年4月、毎日新聞瀬田駅前販売所(CICセンター)の経営を引き受ける。93年8月、同販売所を廃業。93年9月ニュース・マーケティング研究所設立。現在に至る
黒藪哲哉[クロヤブテツヤ]
1958年兵庫県生まれ。新聞専門紙記者などを経て97年からフリーに。80年代は米国とメキシコに在住。ニカラグアなど中米戦争の取材を開始する。92年、本田技研メキシコ工場に材を取った『説教ゲーム(改題:バイクに乗ったコロンブス)』でノンフィクション朝日ジャーナル大賞「旅・異文化」テーマ賞を受賞。98年、「ある新聞奨学生の死」で週刊金曜日ルポルタージュ大賞「報告文学賞」を受賞。著書に、『新聞ジャーナリズムの「正義」を問う』(リム出版新社、98年、「JLNAブロンズ賞優秀賞」受賞)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




