内容説明
ヨーロッパのキリスト教文化の国々を見聞しに、七年間の月日を費やして、長崎からローマをめざして旅した、天正少年使節の波乱に満ちた物語。旅のあいだ、辛苦をなめ、苦労を重ねながらたくましく成長してゆく少年たち。未知なるものを恐れず、夢を抱き、困難に立ち向かってゆく少年たちの熱き魂は、時代をこえて今なお、わたしたちに訴えかけてくる何かがある―。
著者等紹介
鶴良夫[ツルヨシオ]
1932年佐賀市松原町に生まれる。佐賀大学教育学部音楽専攻卒業。佐賀の中学校で音楽教諭を経て、東京・新宿区、世田谷区の小中学校勤務。1985年佐賀に帰郷して執筆活動に入り、現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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