オイコノミコス―家政について

オイコノミコス―家政について

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  • サイズ B40判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784897986708
  • NDC分類 590
  • Cコード C0234

内容説明

真の豊かさとは何か、古代ギリシャ賢人の知恵、「経済学の原典」に学ぶ。

目次

家政の定義
財産の定義
欲望の代償
ソクラテスとクリトブロスはどちらが豊かか?
クリトブロスはソクラテスに助言を求める
整理と方法の必要性
妻の役割
職人の仕事
戦争と農業 ペルシャ王の例
キュロス二世の例〔ほか〕

著者等紹介

越前谷悦子[エチゼンヤエツコ]
1945年、東京都生まれ。國學院大学文学部哲学科卒。アテネ・フランセ、東京日仏学院で古典語を学ぶ。現在、日仏ギリシャ・ローマ学会および日本哲学会々員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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M

3
ソクラテスの弟子のプラトンは有名であるが、本著のクセノフォンもまたソクラテスの弟子であり、彼はエコノミーの語源であるオイコノミア(家政)の源流となる考えを提唱した人物である。プラトンが晢人王という理想の王の育成に励んでいたのに対し、クセノフォンは国の最小単位である家を治める者の指揮能力の育成の重要性を謳い、秀でた指揮・監督する者がいかに配慮しているかを農業や家政に例えて説明し、そうした配慮する内容に気づけることはもちろん、その在り方を説いており、どちらもバランスよく吸収したい考えであった。2019/05/15

Doederleinia berycoides

3
最初期の経済学の本。見て分かる通り、題名OeconomicusはEconomicsの語源である。二重構造の対話篇であり、お馴染みのソクラテスが登場する。2012/04/15

シノッピ

1
第11章まで読む。 整理整頓の大切さを再認識!2023/06/15

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