目次
ルネサンス・ソネット「転身物語」―ペトラルカからミルトンへ
感情対理性―『偶像破壊者』におけるミルトンの姿勢
道化としてのサタン、サルマシウスそしてチャールズ一世―王権反駁論から『楽園の喪失』へ
「驚異をごらんあれ」―『失楽園』における叙事詩的欲望
『闘技士サムソン』論考
サムソン像の変容―ひとつのデッサン
『失楽園』からアメリカン・アダムとしてのハックルベリー・フィンへ―内なる自由をしるべとして
ベン・ジョンソンの仮面劇『快楽と美徳の和解』
いのちとエコロジーの哲学―ミルトンの難問を解く
私のミルトン研究
著者等紹介
新井明[アライアキラ]
1932年生まれ。アマースト大学(B.A.)、ミシガン大学(M.A.)、東京教育大学(修士)。文学博士。日本女子大学名誉教授。現在、敬和学園大学学長
野呂有子[ノロユウコ]
1951年生まれ。東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、日本大学文理学部教授
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