出版社内容情報
外国語学習の場合にも普遍文法の原理とパラメータが作用している。原著はUniversal Grammar and Second Language Acqusition。
内容説明
本書で展開されている理論的研究は、言語普遍性と第二言語獲得との関係について探究したものである。生成文法についての予備知識は必要としないが、本書の背景を成す理論的枠組は、チョムスキーの「統率・束縛理論」において明らかにされている、普遍文法への原理とパラメータのアプローチである。
目次
第1章 言語理論と言語獲得
第2章 L2獲得の論理的問題
第3章 普遍文法の原理の検証
第4章 第二言語獲得におけるパラメータの影響
第5章 有標性
第6章 学習可能性と部分集合の原理
第7章 普遍文法と第二言語獲得