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出版社内容情報
「機械学習」は、人間ではとても扱いきれないビッグデータを、人間に代わってコンピュータ(機械)が実現する処理のことです。
ルールに従って仕分けをしたり、人間が示した手本に倣って、単純な分類作業や判定作業を模倣します。
取り扱うデータ量が増えると、比例して有用なルールや判断基準が増えていき、あたかも人間が学習を進めていくように、
そのアルゴリズムを発展させていく、その様から「機械学習」と呼ばれます。
人工知能では必須の音声認識やパターン認識で利用されます。
本書は、その機械学習をPHPという普及度抜群の言語で解説した入門書。
「小難しい理論は後回し。まずは手を動かして、その挙動を見てみよう」をコンセプトとした実践的な入門書になっています。
内容説明
「自然言語処理」は、人間が普段使う言葉(自然言語)を、コンピュータが理解できる形に変換し、様々な加工や操作をすること。そして、「機械学習処理」は、人間ではとても扱いきれない大量のデータ分析作業を、人間に代わってコンピュータ(機械)が実現する処理のことです。単純な分類作業や判定作業を模倣します。あたかも人間が学習を進めていくように、そのアルゴリズムを発展させていく、その様を「機械学習」といいます。本書は、これらの分析を、普及率抜群のPHPで実現しました。
目次
1 自然言語処理と機械学習処理とは(自然言語処理と機械学習処理の概要)
2 準備編(開発環境を用意しよう;デスクトップ環境を整える;支援ツールの導入;開発作業の流れ)
3 自然言語処理の初歩(PHPだけで自然言語文を解析してみよう;形態素解析ソフトウェア“MeCab”;PHP用のMeCabモジュール“php_mecab”を使ってみよう)
4 自然言語処理の応用:テキストマイニング(形態素解析用のPHPクラスを実装しよう;コーパス(言語資源)を使おう
単語の分布を調べよう
自然言語をベクトルに変換しよう
テキストクラスタリング
似ているもの同士をまとめよう)
5 機械学習処理:ベイジアンフィルタ(ベイジアンフィルタとは;単語のスコアを計算してみよう;文書の判定用スコアを計算してみよう;判定用スコアを使った分類方法を考えよう;ベイジアンフィルタの性能を調べよう;ベイジアンフィルタのまとめ)
著者等紹介
斉藤常治[サイトウツネハル]
日本大学法学部政治経済学科中退。1991年、駿台予備学校の教育ソフト開発会社(SATT)に入社。2004年、取締役副社長兼ヘッドマスターとして「日本初のナレッジワーカー対象のマクロメディア専門スクール」を立ち上げる。インターネット広告大手オプト子会社の事業開発本部本部長を経て、2006年、学びing株式会社を設立、代表取締役社長就任。岩手県大槌町生まれ
高橋佑幸[タカハシユウコウ]
東京大学工学部電気工学科卒。東京大学工学部大学院情報理工学部中退。在学中、IT企業を設立。複数の企業のITサービス立ち上げに関与の後、故郷で福島県で創業。2011年の東日本大震災で被災し、避難先のさいたま市で、縁あって学びingのAIシステム開発に参画。自然言語処理、人工知能処理、クローリング&インデクシング処理には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。