出版社内容情報
LINEやSkypeでは当たり前のように行われている、
ビデオ通話やテキストチャット、そして各種ファイルの転送。
WebRTCはそれらのコミュニケーションを、特別なアプリケーションを用いず
ブラウザで実現する技術です。
WebRTCはW3CとIETFで標準化が進められており、ブラウザを搭載する
様々なデバイスで利用できるため、多様なサービスが出現する可能性を
秘めています。
本書は米国で出版された「WebRTC: APIs and RTCWEB Protocols of the HTML5
Real-Time Web」の本邦初訳であり、かつ、WebRTCに関するわが国で
初めての解説書になります。WebRTCで使われている様々なプロトコルや
APIについて、その原理と仕組みをJavaScriptのサンプルコードを交え
詳しく解説しました。
第1章 Webリアルタイムコミュニケーション入門
内容説明
ブラウザ間で音声映像のリアルタイム通信やデータ共有が可能に。次世代コミュニケーションのプロトコルとAPIを完全解説。
目次
Webリアルタイムコミュニケーション入門
WebRTCの使い方
ローカルメディア
シグナリング
WebRTCのメディアフロー
ピアコネクションとオファー/アンサーネゴシエーション
データチャネル
W3CのWebRTCドキュメント
NATとファイアウォール
WebRTCのプロトコル
IETFのドキュメント
IETFの関連RFC
WebRTCにおけるセキュリティとプライバシー
WebRTCの実装と利用
付録
著者等紹介
内田直樹[ウチダナオキ]
1985年、電気通信大学修士課程修了後、NTTに入社。以来、研究所にてネットワークサービスアーキテクチャ、インテリジェントネットワーク、NGN(Next Generation Network)、SDP(Service Delivery Platform)および新サービスの研究開発に従事。その間、1999年~2003年、NTT東日本にて多くの商用ネットワークサービス開発を経験。現在は、NTTアドバンステクノロジ株式会社グローバルプロダクツ事業本部統括部長。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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