出版社内容情報
会社を経営するうえで「経営計画」は必須です。しかし特に中小企業では、「計画を立ててもその通りにはいかない。絵に描いた餅だよ」と、「○年度の売上は○億円」「○年度の利益は○千万円」などと経営目標的なものだけにとどめ、その具体的な方策については計画しないケースも多いようです。でも、経営計画がなければ、社員だって働き甲斐がないし、将来に希望も持てません。事業を継続していくためには経営計画は不可欠ですし、金融機関との交渉においても「経営計画書」は重要な必要書類です。
本書は、経営計画の目的や重要性、効用といった基礎知識から、経営計画を策定するための経営目標、経営戦略の立て方、経営計画書の具体的なつくり方、そして計画を確実に達成するためのポイントまで、わかりやすい図解入りで1項目=2ページ見開きでコンパクトに解説。これまで経営計画の策定を敬遠しがちだった経営者にも、計画を立ててはみてもうまく機能していなかった会社にも、すぐに役立つ「経営計画のつくり方」の実践的な入門実用書です!
内容説明
スムーズに経営し、会社を継続していくためには、「経営計画」の作成が不可欠です。経営計画は、船が航海する際の“羅針盤”と同じ役割ですから、「やるべき項目」「そのスケジュール」「誰がやるのか」などを明確にして作成しなければなりません。本書は、経営計画の目的や重要性といった基礎知識から、経営計画書の具体的なつくり方や計画を確実に実現するテクニックまで、1項目=2ページでコンパクトに解説。すぐに経営計画が作成できるポイント満載です。
目次
1章 そもそも「経営計画」とは何か
2章 経営計画書の作成のしかた
3章 「自社を知る」とはどういうことか?
4章 「経営目標」の設定のしかた
5章 「経営戦略」の考え方・立て方
6章 「経営計画」を完成させよう
7章 経営計画を成功に導く実行管理のしかた
著者等紹介
神谷俊彦[カミヤトシヒコ]
大阪府出身。大阪大学基礎工学部卒業。中小企業診断士、ITコーディネータ、M&Aシニアエキスパート。富士フイルム(株)にて技術・マーケティング部門で35年勤務後、独立。現在、(一般社団法人)城西コンサルタントグループ(JCG)会長として、会員とともに中小企業支援を行なっている。同時に、ものづくり経営コンサルタント会社(株)ケービーシーを設立して代表取締役に就任し、現在に至る。得意分野は、ものづくり支援、海外展開支援、IT化支援
湯山恭史[ユヤマキョウジ]
東京都出身。東京工業大学理学部情報科学科修士課程修了。中小企業診断士、行政書士。株式会社日立製作所入社、集積回路の設計自動化、半導体の製造システム構築に従事したのち、全社情報システムの企画業務を経て、鉄道事業部門などで最高情報責任者(CIO)を歴任。現在は、中小の建設会社などで各種許認可取得やITを活用した業務改善の支援を行なっている。(一般社団法人)城西コンサルタントグループ、東京都行政書士会所属
脇坂悦志[ワキサカエツシ]
兵庫県出身。東京工業大学工学部卒業。中小企業診断士。関西電力(株)にて火力発電関係技術・新規事業企画・技術営業などの部門で21年勤務後、ISO審査機関に転職、その後、中小企業診断士として開業。現在、(一般社団法人)城西コンサルタントグループ所属。経営計画書作成支援、創業支援などの中小企業支援を行なっている。得意分野は、安全品質管理支援、創業支援
石神荘理[イシガミソウリ]
東京都出身。横浜国立大学経済学部経済システム学科卒業。中小企業診断士、公認会計士・税理士、システム監査技術者。(株)東芝入社後、ソリューション営業、商品企画、クラウド導入支援などのシステム関連業務に従事した後、KPMGコンサルティング(株)およびPwCあらた有限責任監査法人で、会計士として法定監査および経営コンサルティング活動に従事する。その後、独立。現在、石神荘理公認会計士・税理士・中企業診断士事務所の代表として、新規事業の立上げ支援や会計・税務顧問などの中小企業を中心とした各種支援ならびに技術者向け会計セミナー講師などを行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。