出版社内容情報
2018年6月に成立した働き方改革法により、多くの中小企業でも「何かしないといけない」と考えています。でも実際には、「何から手をつけたらよいのかわからない」というのが現実です。会社がまずしなければならないことは、働き方改革法による労働基準法等の法改正を織り込んで就業規則を改訂することです。
しかし、そもそも就業規則の内容が社員全員に浸透しているとはいえません。だから、就業規則を変えても、働き方改革が理解されることはないでしょう。そこで、就業規則とは異なる「会社ルールブック」(著者が商標登録済み)をつくって、新しい制度について知らない(理解していない)社員が1人でもいなくなるようにしようというのが本書です。
「会社ルールブック」には、就業規則とは異なり、?手帳サイズにして社員全員に配布、?わかりやすく平易な言葉で記載、?職場で日々必要となるルールが中心、?毎日「使える」、といった特徴があります。特に中小企業では、このツールを導入して実際に使うことによって、本当の働き方改革が実現し、社員の満足度を高め、離職防止・定着化にもつながる画期的な本です!
1章◎「会社ルールブック」は就業規則とここが違う!
2章◎今後求められる「働き方改革」とは何か
3章◎会社ルールブックの「つくり方」
4章◎会社ルールブックの「使い方」
5章◎行動科学からみた会社ルールブックの活用法
6章◎会社ルールブックのモデル例
7章◎会社ルールブック作成のためのシート類
榎本 あつし[エノモト アツシ]
著・文・その他
内容説明
就業規則を超えた社員を動かすツールのつくり方・使い方。
目次
1章 「会社ルールブック」とはどのようなものか
2章 「働き方改革」とはいったいどういうことか
3章 会社ルールブックの「つくり方」
4章 会社ルールブックの「使い方」
5章 行動科学と会社ルールブック
6章 会社ルールブックのサンプルページ
著者等紹介
榎本あつし[エノモトアツシ]
社会保険労務士。株式会社MillReef代表取締役、社会保険労務士事務所オフィスネアルコ所長、一般社団法人行動アシストラボ代表理事、一般社団法人日本ABAマネジメント協会代表理事、日本行動分析学会会員。1972年、東京都立川市生まれ。法政大学経済学部卒。大学卒業後、ホテルにて結婚式の仕事等に携わる。2002年、社会保険労務士試験合格。人材派遣会社人事部に転職後、2005年12月に社会保険労務士として独立。現在は、人事評価制度に関するコンサルタントとしての仕事を主要業務としている。ABA(応用行動分析学)の理論を用いた組織活性化業務を得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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