著者等紹介
吉田遠志[ヨシダトオシ]
1911年~1995年。洋画家であり版画家でもあった、吉田博の長男として東京に生まれる。太平洋美術学校で学んだ後、素材を広く海外に求めるようになり、アフリカをはじめ世界各地への旅を重ね、動物と自然をテーマに木版画を制作。日本版画協会会員。『はじめてのかり』でボローニャ国際児童図書展エルバ特別賞、『まいご』で絵本にっぽん賞、サンケイ児童出版文化賞、国際オーナーリスト賞を受賞したほか、『アフリカの動物絵本シリーズ』は、フランスで翻訳出版賞・異文化理解貢献賞を受賞した
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感想・レビュー
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くぅ
32
もうアニマルプラネットもびっくりだと思うのよ。水を探して、ふるさとを思い出し歩き続けるぞうのリーダー。その先で昔同じ群れで生きていた仲間に出会う。ちゃんと覚えてるってのがもうね。真剣に見つめる息子もカラカラ状態から水を見つけた喜びがちゃんとわかる。ホントこのシリーズ、素晴らしい。(4歳3ヶ月)2021/09/06
たーちゃん
12
息子が幼稚園で借りてきた絵本。息子は「水が飲めて良かったね」と言っていました。2024/02/12
しらたえび
6
アフリカゾウたちが水を求めて歩き回る。砂嵐に巻き込まれ、おばあさんゾウが動けなくなりドキュメンタリードラマなみの絵本です。子供がかなり真剣に話を聞いてます。5歳7ヶ月2021/05/15
まんず
0
描写の味わいがイイ。 ページをめくる度、アフリカの原風景がまざまざと蘇ってくる。 が、子どもからすると 「なんでキリンとシマウマが一緒にいるの?」 動物園の様子こそが動物のあるべき姿。 子どもと一緒にまたアフリカに行きたいな〜2017/05/02
あるちゃ
0
こういうことって本当にあるのかな?この絵本シリーズって生態の事実に忠実だから、きっとあるんだろうな。なんか、いいなあ。命がけで生きて、同士を懐かしむことができる。象ってカッコイイ生き物ですね。2010/06/10