著者等紹介
吉田遠志[ヨシダトオシ]
1911年~1995年。洋画家であり版画家でもあった、吉田博の長男として東京に生まれる。太平洋美術学校で学んだ後、素材を広く海外に求めるようになり、アフリカをはじめ世界各地への旅を重ね、動物と自然をテーマに木版画を制作。日本版画協会会員。『はじめてのかり』でボローニャ国際児童図書展エルバ特別賞、『まいご』で絵本にっぽん賞、サンケイ児童出版文化賞、国際オーナーリスト賞を受賞したほか、『アフリカの動物絵本シリーズ』は、フランスで翻訳出版賞・異文化理解貢献賞を受賞した
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感想・レビュー
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くぅ
31
図書館から借りてきて家に着くなりパラパラと見ていた息子が慌てて持ってきました。「お母さん、大変だよ!血がたくさん出て倒れてる!早く読んで!!」と。頑張って頑張って歩いたんだけどね、もう歩けなくなっちゃったんだね。幸せな話、可愛い話だけでなく、こうせざるを得なかったんだよということも教わりますね。(4歳3ヶ月)2021/09/06
こどもふみちゃん
8
これはとてもお勧めのシリーズです。何巻続いているのか把握していませんが、次の巻に話が続いていたりするので、借りる場合には順番を考えていくつかまとめて借りたほうがよさそう。読破したいなあ~・・・。(^O^)2014/06/23
ume 改め saryo
8
いきなりシリーズNO.13から読んでしまいました(^^; 『 死 』について考えることが出来ると考えられている生き物、像。 物語は途中で終わる. 文字通り 1 から出直します。 イラストが繊細で美しい。2012/08/30
退院した雨巫女。
7
《病院図書室》アフリカの象の群れ。しかし、おばあさん象がついていけなくなり、悲しい結末過ぎる。自然の中を生きるのは、厳しいのかも。2016/11/01
biba
5
この巻も、自然の厳しさの中で生きるゾウの姿に心打たれます。ゾウは。知性のある動物だと言うことなので、相手ゾウの気持ちを理解したり、死への恐怖も人間のようにあるんじゃないかと思います。そのなかでのひいおばあさんゾウの苦しみを考えながら読みました。子供には難しかったようで、ちょっと飽きてしまったようですが・・・。前巻からの引き続きのお話でしたが、次に続くので、このゾウたちがどうなるのか心配でたまりません。早く読みたい!2014/07/18
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- 和書
- GIS NEXT 第8号