内容説明
村じゅうが、ヨナスがくるのをまっていました。なぜってヨナスは、すてきな機械をもっているからです。…コンバインっていうものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
12
労働の本質を突くお話。流れ者を仲間にする温かさ。働くことで繋がることができるということを知った村人たちは、ヨナスにもただそれを求める。機械の能率を超えた、労働の心地よさを静かに語る話です。2018/10/30
ヒラP@ehon.gohon
11
巨大なコンバインに乗って現れた、時期遅れのヨナスでした。 むぎうち作業が終わってしまった後の登場で、話はどうなるのかと思ったら、予測できない展開にビックリ。 巨大なコンバインの活用法と、心優しい子どもたちのお陰で、とてもハートフルな作品です。 コンバインの動いているところも見たかったですが。2019/09/21
頼ちゃん
10
いつだって子どもたちは優しい。2017/09/26
黒木 素弓
6
読み聞かせのために再読。文字が多く時間オーバーしそうだったので読み聞かせには不向きで却下でした。優秀な機械(コンバイン)を持っているヨナスは、みんなが首を長くして待っていたのに、病気になってしまって作業が終わってから登場。それでもヨナスを温かく受け入れる子どもをはじめとする村の人々の大らかさが素敵です。2017/06/22
憩子
2
機械頼みにしていた麦打ち作業、肝心のコンバインが来ないので自分たちの手で協力してすることに。作業が終わって到着したコンバインを運転するヨナスはもう用無し。でも子どもたちはヨナスに興味津々。やがて大人たちも。2021/07/11