内容説明
遺跡や沈没船などを、科学的、考古学的に調査し、検証するシリーズ。実際の調査現場の様子だけではなく、当時の生活を少年や少女の目から描いています。この巻の物語の主人公は、船乗り見習いの少年ペドロです。
目次
第１章 コロンブスの航路をめぐる謎
第２章 「ジェノバ生まれの変人がまたもどってきた！」
第３章 「全員、甲板に集合せよ！」
第４章 はてなき海を越えて
第５章 コロンブスの命は、あと３日
第６章 「サンタ・マリア号が沈没していく！」
第７章 ニーニャ号が救助にかけつける
エピローグ コロンブスの亡霊とともに
はたしてコロンブスは秘密の海図をもっていたのでしょうか？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
4
絵本のような体裁だが「(スペイン差配)コロンブス第一回航海は真西に直行したのではなく、南下してポルトガル領海を通って(ある根拠で存在を知っていた)“新大陸”に到達したのではないか(航海日誌はポルトガルに拿捕された場合、風難で進路を逸れたという口実のため虚偽記載ではないか)」という仮説を検証していく真面目な著作。大型本で詳細図を見るとコロンブス三隻の主艦ニーニャ号は小さい(64フィート)(サンタマリア号は荷物船)。1992年大西洋横断五百年を記念し再現し横断航海する実証実験。マストは高く事故の危険も大きいが2014/05/11
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