感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ochatomo
12
イギリスの絵本でブラティスラヴァ世界絵本原画展金のりんご賞受賞作 下町の人間模様を細かい線描で描写 訳はわたなべひさよさん 原題“Railroad passage” 元本1974年 1983刊 再刊の「ふるいせんろのかたすみで」と比較すると文字のフォントが太いためか絵が(実際はほぼ同じであるのに)色寂しく感じた2019/11/01
ヒラP@ehon.gohon
12
先に読んだ「ふるいせんろのかたすみで」が30数年前に「たそがれえきのひとびと」というタイトルで出されていたことを知って、読み比べのために探してきた図書です。 タイトルはそれぞれに味わいがあるのですが、キーピングの絵が40年以上前のものだとわかって、2号室に貼られていた若いカストロの肖像も、25万ポンドの重みも実感することができました。 文章の方は、「ふるいせんろの…」の方が現代風で洗練されている感じがしますが、その当時の時代を象徴しているのは、その時代に近い絵本の方が確かかもしれません。2018/02/14
遠い日
9
チャールズ・キーピングの絵を求めて。廃線になった鉄道駅に住む年寄りたちの暮らしとその変貌。訥々と語られるできごとに、日々の哀歓が滲む。人の心象を映し出すかのようなキーピングの絵に魅惑される。豊かさとは無縁だった頃と、求めるものが違う住人たちの心のベクトル。子どもたちはその証人。2015/11/02
憩子
2
新訳の『ふるいせんろのかたすみで』と読み比べ。2冊読んで、状景がよくわかった。2020/07/21
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