総力戦体制と障害児保育論の形成 - 日本障害児保育史研究序説

総力戦体制と障害児保育論の形成 - 日本障害児保育史研究序説

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 313p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784897745466
  • NDC分類 378.021
  • Cコード C3037

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

24
丁寧な分析で歴史研究とは何かを学べました。戦前の総力戦体制下で障害児の保育・療育がどのように形成されていったのかを、託児所形成期の幼保一元化の流れの中や、保育問題研究会や愛育研究所の実践・研究などから分析されています。城戸幡太郎や三木安正の研究も丁寧にされており、特に城戸が国民保育などの総力戦体制に組み込まれていく過程の障害児保育論も学べてよかったです。戦前の研究・実践が戦後の単純な統合保育へと向かうのではなく、集団保育の利点を生かしながら障害児を含む保育へと発展していった過程もわかりよかったです。2017/02/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5172422
  • ご注意事項

最近チェックした商品