内容説明
世界の中で最も美しく最も清潔な都。アンコールワットは誇大妄想狂の王が自分の来世のために作ったものではない。都城は巧みな水路網と一つのシステムでつながり、時間と空間が秩序づけられていた。その体系は、クメールの人々の生の源泉であった。
目次
第1章 首都アンコール放棄以後のカンボジア
第2章 西欧によるカンボジアの発見
第3章 アンコール関連ポルトガル・イスパニア史料
第4章 一六世紀のアンコール
第5章 一七世紀~一九世紀のアンコール
第6章 ポルトガル・イスパニア史料が語る一六世紀のカンボジア
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
3
「巧みな仕掛けのおかげで、水利網はきれいな水を都市に供給し、使った水を片付けるとともに、運搬や航行を容易にした。アンコール地方の灌漑全体に大いに役立っていたのはもちろんである。この水利網は構造、その規模、その才覚、効率のよさにはただ驚くばかりである。その背景には、明らかにクメール民族の実力と富裕というそれなりの蓄積があった。…クメール人の農業は、もっぱら稲作であるが、それは二つの条件を必要とする。豊かで平らな土地と水である。この条件を満たす場所…平野と水がふんだんにあるのがアンコールの大地であった。」2023/11/01
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