内容説明
西安事変で蒋介石を監禁して「一致抗日」を迫り、近代中国の流れを転回させながら自らは囚われの身となって半世紀。歴史の舞台に華やかに登場し無残に消えた東北の若きプリンスの運命を、米国在住の女性研究者が綿密な取材で生き生きと描く。
目次
第１章 二十六歳の少帥
第２章 東北はどこへ行く
第３章 蒋介石との連盟
第４章 「不抵抗将軍」の汚名
第５章 周恩来との出会い
第６章 西安事変の背景
第７章 西安事変前夜
第８章 西安事変
第９章 蒋介石の釈放
第１０章 西安事変の結末
第１１章 隠遁の歳月
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュンジュン
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他の張学良関連本では、駆け足になるであろう「西安事件」後に、けっこう紙数が割かれているのが、本書の特徴かな。
