このインドシナ―虐殺・難民・戦争 ([改訂版])

このインドシナ―虐殺・難民・戦争 ([改訂版])

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784897720036
  • NDC分類 223
  • Cコード C0022

内容説明

ベトナム・カンボジアを現地で長年取材してきたジャーナリストが、ポル・ポト政権による民衆虐殺に始まる悲劇の数々を、現場レポートも混じえて議論する。少数者が武力によって権力を握った時、恐怖政治は当然のものとして現れた。強制移住によって家族と地域の絆を断ち切られ、人間が無名化した時、虐殺のシステムは猛威をふるった。人々は無抵抗なままに殺されていった。

目次

第1部 事実からの出発(カンボジアの大虐殺;ポル・ポト政権の謎;中越戦争と国際関係;ベトナム難民の実像;ベトナムとカンボジア;日本人のベトナム観)
第2部 真相を知る視点(インドシナ報道の検証;社会主義像の再検討)
第3部 インドシナ革命の明と暗

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Arte

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ベトナム戦争後のインドシナのあれこれを語った本。色々偏ってそうではあったが、インドシナ難民には、農村を破壊されたために南ベトナムの都市に集まってきてアメリカの援助で暮らしていた貧民や、戦争の好景気で集まってきていた華僑もいるとか、人は芸者とか南ベトナム人とか悲劇的な主人公が好きで、そういう人々が幸せになったらキライになるとか、ベトナムがカンボジアに侵攻した原因は、実質中国がポル・ポト政権を通じてベトナムに代理戦争を仕掛けたこと、というのはなるほど、という感じ。2025/02/05

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