内容説明
本書は、自己株式の取引に関し、会社の実務において必要である法律面と会計・税務面との両面から解説している。法務に関しては、商法改正に至る沿革、経緯、背景に触れた上で、改正後の商法において遵守すべき手続や規制等について、各種書式を織り交ぜながら解説している。また、会計・税務に関しては、自己株式の取得・保有・処分・消却の取引ごとに、会計上、税務上の取扱いを解説している。
目次
自己株式取得に関する商法の規定(平成13年改正商法に至る沿革;自己株式取得に関する改正商法の概要)
自己株式の会計・税務(自己株式の会計と税務の概要;自己株式の取得の会計・税務;自己株式の保有の会計・税務;自己株式の処分の会計・税務;自己株式の消却の会計・税務;株価;活用法)
補遺 定款授権に基づく取締役会決議による自己株式の取得に関する商法改正の動き
著者等紹介
平石孝行[ヒライシタカユキ]
弁護士。スプリング法律事務所パートナー弁護士
加藤幸人[カトウユキト]
税理士。アクタスマネジメントサービス株式会社代表取締役・ASG税理士法人代表社員
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