内容説明
四半期決算制度では、年間4回の決算書の入手ができるので、公開会社の財務情報を利用する分析者には大変なメリットになる。四半期決算書の分析において、分析のための特別な分析法があるわけではないが、四半期情報を十分に生かすには、それなりの工夫が必要である。本書は、四半期情報の特殊性に着目した四半期分析法の開発を目指すものである。
目次
第1章 四半期決算時代の財務分析
第2章 3要素総合残高と回転期間分析法
第3章 キャッシュ・フローによる分析法
第4章 運転資本分析法
第5章 借入金の分析法
第6章 損益計算書の分析法
第7章 四半期財務診断の進め方
第8章 月次決算書分析法
著者等紹介
井端和男[イバタカズオ]
公認会計士、中小企業診断士。産能大学大学院講師。1957年一橋大学経済学部卒業。同年日綿実業株式会社(現ニチメン株式会社)に入社。鉄鋼総務部長、国内審査部長、高愛株式会社常務取締役などを歴任。1991年公認会計士・コンサルタント事務所を開設
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