内容説明
新しい短歌入門、心の機微に触れる。現代日本歌壇を代表する人々の言葉。写実短歌から反写実・ライトヴァースまで作歌のヒント、短歌工房の秘密を語る。
目次
私はたいへん勝手な、無頼な考え方で作ってきた(中野菊夫)
写実的な形をとり、そこに自分の存在を置いて(富小路禎子)
歌はほとばしってくる勢い。若い時の歌がいい(中野菊夫)
短歌なんていうのは楽しんで作ればいい(佐佐木幸綱)
詩の内容はいかに表現するかによって決定する(葛原繁)
縦には空穂系の先輩、横には集団の人たちとの葛藤(篠弘)
歌がじめじめしないで生身そのままの感じです(河野裕子)
歌は作者の主張というものが最後に結ばれればいい(加藤克巳)〔ほか〕