内容説明
明治・大正・昭和三代を貫くアララギのリアリズム。土屋文明(97歳)の歌と人と時代を探る。スケッチ・写真・地図等による異色エッセイ。土屋文明年譜付。
目次
1 灰燼のなかから
わが恋ふる苗場山
灰燼のなかから・追記 アララギ発行所
青山南町
亡きを想いて
樹は孤独ということもなく
早く過ぎし処女等
諏訪の学び舎
湯のある家
諏訪高女の教員
信濃とアララギ
松本高女
万葉研究ことはじめ
万葉集年表
大伴旅人
山上憶良
山本初枝のこと
内山完造の思い出
太陽に向かう花
文化勲章
魯迅の詩
アララギの歌会・東京歌会
選歌後記