労働法の課題

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  • サイズ A5判/ページ数 536p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784897647180
  • NDC分類 366.14
  • Cコード C3030

内容説明

本書の第一章は、半世紀にわたる戦後の労使関係史の背景にあった労働基本権への、各界の思入れや思込みを、原点にかえって点検したものである。第二章では、企業内にとどまらず日本の社会における生活慣行の改革に通ずる課題を、第三章では、労災保険法の基本的な解釈問題のいくつかを論じ、第四章では、一時期、集中的な研究テーマとして取り組んだ結果で、公務就任問題を扱った部分は、外国人との共生に関し群馬県当局から委託された研究の報告をもとにしている。

目次

第1章 「労働基本権」考(いま、なぜ、労働基本権を;憲法の労働条項とその国際環境 ほか)
第2章 労働時間法制の改革(わが国の労働時間法の特徴とその弾力化;新しいドイツの労働時間法制とEUの労働時間指令)
第3章 労災補償の諸問題(「業務災害」概念の経緯と展望;古くて新しい職業病―じん肺 ほか)
第4章 外国人労働者をめぐる諸問題(外国人労働者政策の経緯と課題;外国人の公務就任問題)

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