内容説明
これ1冊で安全衛生活動の進め方の要点がわかるよう、資料と様式を多数用いながら簡潔に解説しました。解説にあたってはスイスチーズモデル(スイスチーズを盾、チーズに空いた穴を盾の不備とし、この穴が重なって光が通り抜けたとき、事故が発生するという考え方)を活用しています。安全衛生活動を5つの盾に分け、その穴を小さく、あるいはなくし、光(危険)が通り抜けられないようにすることで、労働災害を防止します。そのための活動・手法を5つの盾として、5段階に分けて説明しました。実践でそのまま使える様式を多数掲載しており、様式はダウンロード可能です!安全衛生推進者、安全管理者、衛生管理者等の安全衛生スタッフの方、また急に安全衛生の担当者になって具体的に何をしたら良いかわからない方におすすめです。
目次
第1の盾:組織
第2の盾:作業前にやるべきこと
第3の盾:作業中にやるべきこと
第4の盾:監督業務
第5の盾:設備
資料
様式
著者等紹介
能田清隆[ノウダキヨタカ]
能田労働安全コンサルタント事務所代表。労働安全コンサルタント 技術士(建設部門)。1955(昭和30)年生まれ。1979(昭和54)年熊本大学工学部卒業。同年総合建設業に就職後、土木工事の現場管理に携わる。2008(平成20)年労働災害防止団体に転職後、安全衛生診断による指導業務及び各種安全衛生教育の講師を務め、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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