内容説明
従来の「健康経営」は不調に陥った従業員を早期発見・治療し、復帰までを支援するといった身体の健康面に重点をおいてきました。これに対して「ウェルビーイング経営」は従業員のモチベーションといった精神の健康面を重視し、その結果が業績向上につながるという経営学的視点での取組みです。実践するうえで参考になる先進事例を掲載していますので、企業の経営者や人事部の方が自社の組織改善に活用するのは勿論、キャリアコンサルタントや産業カウンセラーの方などにも従業員の健康問題マネジメントを扱っていくうえでお読みいただきたい1冊です。
目次
第1部【理論編】なぜ今、ウェルビーイング経営か(第1章 健康経営への注目と課題;第2章 経営学における従業員の健康問題;第3章 ウェルビーイング経営の特徴)
第2部【事例編】先進事例から何を学ぶべきなのか(第4章 先進事例に学ぶ;第5章 先進企業の施策・プロセス・論理;第6章 実践に移る前に)
第3部【実践編】ウェルビーイング経営をどのように始めればよいのか(第7章 ウェルビーイング経営を始める;第8章 施策の成果をとらえるには;第9章 従業員の参加を促し継続させるには)
第4部【展望編】ウェルビーイング経営をいかに浸透させるか(第10章 ウェルビーイング経営の展開;第11章 ウェルビーイング経営を推進するには)