出版社内容情報
ハーネスの具体的な使用方法と今年1月からのロープ高所作業に関する新規則についてQ&A形式で解説。墜落災害防止のための1冊。?あらゆる高所作業は重力に逆らう危険な行為です?
墜落してもハーネスを着用していれば安全だと思っていませんか? 実際は救出に30分以上経過すると血栓障害の可能性が生じ、ハーネスでも危険です。ハーネスでも救出されるまで延命措置が必要です。
また、ロープ高所作業は高度なロープ操作技術が要求されますが、特別教育の実技時間ではこのような技術の習得は不可能です。レスキュー計画ができない作業はしてはなりません。
本書は、こういった問題に対するハーネスの具体的な使用方法と2016年1月からのロープ高所作業に関する新規則についてQ&A形式で解説しています。墜落災害防止のための1冊です。
第1部 ハーネスの正しい使い方
第1章 安全帯の規格
第2章 ハーネスの「正しい」装着の仕方
第3章 墜落安全距離について
第4章 セフティブロック・ロリップを使用する場合
第5章 宙づりからの延命措置
第6章 宙づりからの延命措置 ハーネス編
第7章 梁上移動時の二丁掛けの方法・移動時の注意点
第2部 ロープ高所作業の解説
第1章 ロープ高所作業の問題提起
第2章 ロープ高所作業における危険の防止のための規定(平成28年1月1日施行)
菊一 功[キクイチ イサオ]
労働省(現厚生労働省)に労働基準監督官として入省。
北海道局滝川署および福島局会津署に赴任。
小田原・横須賀・川崎南・横浜北各署にて労働基準監督署長を歴任(平成16年3月退官)。
平成16年4月 みなとみらい労働法務事務所開設。
社会保険労務士登録(特定社会保険労務士)。安全総合調査研究会代表。
内容説明
“あらゆる高所作業は重力に逆らう危険な行為です”墜落してもハーネスを着用していれば安全だと思っていませんか?実際は救出に30分以上経過すると血栓障害の可能性が生じ、ハーネスでも危険です。ハーネスでも救出されるまで延命措置が必要です。また、ロープ高所作業は高度なロープ操作技術が要求されますが、特別教育の実技時間ではこのような技術の習得は不可能です。レスキュー計画ができない作業はしてはなりません。本書は、こういった問題に対するハーネスの具体的な使用方法と2016年1月からのロープ高所作業に関する新規則についてQ&A形式で解説しています。墜落災害防止のための1冊です。
目次
第1部 ハーネスの正しい使い方
第1章 安全帯の規格
第2章 ハーネスの「正しい」装着の仕方
第3章 墜落安全距離について
第4章 セフティブロック・ロリップを使用する場合
第5章 宙づりからの延命措置
第6章 宙づりからの延命措置 ハーネス編
第7章 梁上移動時の二丁掛けの方法・移動時の注意点
第2部 ロープ高所作業の解説
第1章 ロープ高所作業の問題提起
第2章 ロープ高所作業における危険の防止のための規定(平成28年1月1日施行)(第1 ライフラインの設置(安衛則第539条の2)
第2 メインロープ等の強度等(安衛則第539条の3)
第3 調査及び記録(安衛則第539条の4)
第4 作業計画(安衛則第539条の5)
第5 作業指揮者(安衛則第539条の6)
第6 安全帯・保護帽(安衛則第539条の7・安衛則第539条の8)
第7 作業開始前点検(安衛則第539条の9)
第8 その他
第9 特別教育(安衛則第36条・第39条・安全衛生特別教育規程第23条)
第10 経過措置)