内容説明
「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」の内容を具体的に、かつ初心者にもわかりやすく平易に解説するだけでなく、業界内の事情等を踏まえた内容となっており、実務的な理解の促進に役立ちます。厚労省、国交省、警察庁3行政の連携についても触れるなど実務的側面を重視。交通運輸業にかかわるすべての関係者、社会保険労務士、中小企業診断士の方にもおすすめの一冊です。
目次
第1章 労働時間の基本(第1節 労働時間の法規制;第2節 変形労働時間制とは;第3節 労働基準監督署の職務権限等;第4節 行政機関の連携と処分(運輸行政を含む))
第2章 「改善基準」のあらまし(第1節 「改善基準」とは;第2節 「改善基準」の基本事項;第3節 自動車運転者の健康管理)
第3章 タクシー業とハイヤー業(第1節 タクシーとハイヤー;第2節 労働時間管理;第3節 賃金関係;第4節 年次有給休暇)
第4章 道路貨物運送業(トラック)関係(第1節 トラック業界の特徴;第2節 労働時間、休日、休憩の原則;第3節 労働時間、休日、休憩の特例)
第5章 バス業(第1節 バス業の種類と特徴;第2節 労働時間、休日、休憩の原則;第3節 労働時間、休日、休憩の特例)
第6章 交通労働災害防止のためのガイドライン