内容説明
邪馬台国はどこにあったのか。幾十年、その謎を研究し続けた著者によって、新しい発見がなされた。『魏志倭人伝』『魏志韓伝』『宋書倭国伝』などの史料を比較し、史書編者の過ちを訂正しながら、所在地を探る。丹念な史料読解に加え、当時の倭国情勢までも考察した渾身の作。
目次
１ 後漢書東夷伝との比較から
２ 魏志倭人伝から分かること
３ 新羅本紀から
４ 晋書から分かること
５ 高句麗好太王碑文から
６ 宋書倭国伝の記録から
７ 狗奴国の強大化
８ 狗奴国との対立
９ 邪馬壹國と邪馬臺國
１０ 邪馬台国論争の始まり
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著者等紹介
菊地昌美［キクチマサミ］
１９６２年３月福島県立安積高等学校卒業。１９６６年３月東北大学教育学部卒業。１９６６年４月～１９６８年３月岩手県立軽米高等学校勤務。以後、日本史を主に担当する。１９６８年４月～１９７４年３月福島県立南会津高等学校勤務。１９７４年４月～１９７７年３月福島県立郡山工業高等学校勤務。１９７７年４月～１９８３年３月福島県立須賀川高等学校勤務。１９８３年４月～１９９３年３月福島県立安積高等学校勤務。１９９３年４月～１９９８年３月福島県立須賀川女子（須賀川桐陽）高等学校勤務（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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