内容説明
本書は、「押し上げる“廻米”」と「火災記録からみた近世農民家屋」の二論文で構成されている。両論文とも、守山藩“御用留帳”が史料である。
目次
第1部 押し上げる“廻米”―守山藩の廻米の実相(守山藩成立と「御用留帳」;廻米集積地と廻米量;中次問屋と蔵敷料;廻米路線;駄賃銭の変遷;廻米経費の捻出;饑歳の廻米;廻米道中の縺れ;陸路運送時の災害;河川運送での事故;海上回漕の事故)
第2部 火災記録からみた近世農民家屋(近世農民家屋の規模;近世の火災について;消火活動について;農具の文化史)
著者等紹介
草野喜久[クサノヨシフサ]
昭和9年福島県郡山市生。昭和28年福島県立安積高等学校卒(第66期・高校第5期)。昭和33年日本大学文学部史学科卒。昭和33年郡山市図書館就職。平成7年定年退職。この間、郡山市教育委員会社会教育課、郡山市史編纂室、その他に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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