内容説明
戊辰戦争後、維新の世に変わった明治3年、米沢藩士雲井龍雄は処刑された。その罪状は謀反犯とされたが、それは雲井を陥れる策謀であった…。本書は世に残る史料をもとにその真実に迫る。
目次
第1章 望みと挫折
第2章 出会いと再起
第3章 歎願と波紋
第4章 謀略と空拳
第5章 隔離と攪乱
第6章 表と裏
第7章 軍資金と生活費
第8章 陥穽と白日
著者等紹介
高島真[タカシマシン]
1927年、山形市に生まれる。法政大学中退。もと地方公務員。山形市郷土文化研究会理事。山形近代史研究会会員。2000年1月、『特高Sの時代』が第15回「真壁仁・野の文化賞」を受ける
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