目次
第1章 五畿(大和国(奈良)
山城国(京都) ほか)
第2章 山陽道(播磨国(兵庫)
備前国(岡山) ほか)
第3章 山陰道(丹波国(京都、兵庫)
丹後国(京都) ほか)
第4章 南海道(紀伊国(和歌山)
淡路国(兵庫) ほか)
第5章 西海道(豊前国(福岡、大分)
豊後国(大分) ほか)
著者等紹介
井沢元彦[イザワモトヒコ]
昭和29年(1954)、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、東京放送(TBS)報道局に入社。在職中の昭和55年に『猿丸幻視行』で、第26回江戸川乱歩賞を受賞する。以後、作家活動に専念し、歴史をテーマにフィクション・ノンフィクション問わず幅広く活動し、著書多数。大正大学表現学部客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
二分五厘
18
その土地の気候風土が人間の気質や習慣にどんな影響を与えるのか。それを「県」ではなく「国」で分けて考察した本。著者曰く『人国記』の数百年ぶりの改訂版。旧国名で分けて地理・地勢、国名の由来、神話の時代からの歴史を。気質に関して『人国記』からの引用が多い。単純に各国の歴史紹介本として読んでも面白い。『人国記』で貶されまくる備前国(虚栄心の強い見栄っ張り他)と紀伊国(欲の深きこと日本に双ぶ国あるまじ)、人も国も全てが万事"地味"な但馬国(現在は癒しのある国とフォロー)、高千穂神話しか紹介されない日向国が心に残る。2022/03/12
Go Extreme
3
五畿:大和 山城 河内 和泉 摂津 山陽道:播磨 備前 備中 美作 備後 安芸 周防 長門 山陰道:丹波 但馬 因幡 伯耆 出雲 石見 讃岐 南海道:紀伊 淡路 阿波 讃岐 土佐 伊予 西海道:豊前 豊後 筑前 筑後 肥前 壱岐 対馬 肥後 日向 大隅 薩摩2021/07/15
手ぬぐいゲッター
1
旧国単位で人の性格を見てくのも面白いと思いました2021/11/27