内容説明
蚤の市やショップでカフェオレボウルを集めるうちに、模様や形、大きさの違いに興味をもち、作られた時代や窯元を調べてみた。さらに、フランス各地の焼きものを知り、そして伝統工芸品へ。その興味はますます深まっていく…。
目次
4色のボウルたち(青のボウル;赤のボウル;緑のボウル ほか)
地方のボウルとスペシャリテ(プロヴァンス地方;アルザス地方;バスク地方 ほか)
ボウルを探して(パリでボウルを見つける方法;パリのボウルコレクター;フランスの朝食のこと)
著者等紹介
山本ゆりこ[ヤマモトユリコ]
菓子・料理研究家。日本女子大学家政学部食物学科卒業後、97年に渡仏。パリのリッツ・エスコフィエとル・コルドン・ブルーにて製菓のグラン・ディプロムを取得した後、三ツ星レストランやホテル等で修業を重ねる。現在はフランスと日本を行き来しながら、執筆活動や企業アドバイザーとして活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
41
何年となく欲しくて探しているんだけれど、なかなか条件に合うものが見つからずに保留しているカフェオレボウル。せめて目だけでも潤せるようにと思って。最初のブルーのページに出てくる大きなチェックのや、土そのものに色がついているというブルーのカフェオレボウルが私の趣味のドンピシャでそれでも生み足されたのですが、他のも色々見比べるのが面白かったです。アンティークやブロカント。作られた地方や時代での違い。こんなに違うの!勉強になりました。オレンジやグリーンの物は茶道のお茶碗にしてもいいような景色のもあって更にびっくり2017/12/17
ミユ
32
この本は私のカフェオレボウル熱が高まるたびに再読を繰り返している。山本さんが持つ青、赤、緑、黄の4色に分けた数々のボウルたち。一つ一つにそれぞれコメントが付いていてまさにカフェオレボウルカタログ。その他にもボウルのちょっとした歴史やプロヴァンスやアルザス、バスク地方などの歴史や特色、焼き物や工芸品、名物料理なんかも掲載。そして何より著者である山本さんのカフェオレボウルに対する愛情が紙面から溢れるよう。パラパラと眺めるだけでも楽しめ、読み応えもなかなかあり、ボウル好き必見の一冊かと思います♪2014/10/25
tera。
26
カフェオレボウルが『青・赤・緑・黄色』の4色と、『プロヴァンス・アルザス・バスク・サヴォワ・ブルターニュ・モロッコ』の地方とに分類・紹介されている。カフェオレボウルは私も実際にカフェオレをいただいたり、フルーツやシリアルを入れたり、シュガーボウルとしても活用しているので、見ているだけで楽しい一冊だった。筆者はパリやプロヴァンスなどの蚤の市で手に入れていると書いてあったので、今度フランスに行った時には蚤の市を是非覗いてみたい。オリーブ色のカフェオレボウル、探してみようかな。2014/02/14
にがうり
7
ジャンク・ウエアから始まって、カフェオレボウルにもちょっと手を出したけど、物がふえすぎたのでリタイア。今後はこういう本を眺めて楽しみたい。色別にまとめられているのですっきりきれい。使用感があるボウルも、どんな人が使っていたんだろうと想像すると楽しい。
ゆき
6
可愛い!!!可愛い!!!カフェオレボールといっても色々な絵付けがあって、見ていて楽しい。2017/09/17