ル・トロネ修道院“ロマネスク”

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  • サイズ A5判/ページ数 177p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784897374000
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C3352

出版社内容情報

古代エジプト、ギリシャから20世紀まで、各時代、各世紀をあらわす12の建築を選び、建築と時代、政治、社会、文化そのゆくえなどについて、わかりやすく語る待望の新シリーズ。本文中の専門用語には、詳細な脚注を施し、建築図面および関連参考図版を多数掲載。日本語で読める参考文献を附す。

内容説明

「ル・トロネ修道院」をとおして、「ロマネスク」を見る。すぐれた建築と呼ぶにはあまりに稚拙である。しかし見ることのできない何ものかが、建築を超えてたっている。光と影の中に魂のざわめきを感知することだろう。

目次

建築談議(磯崎新)(インタビュアー・五十嵐太郎)(なぜ、ロマネスクの建築としてル・トロネ修道院を選んだのか;ル・トロネ修道院を実際に見る;ロマネスクの建築とは何か;石造/彫り込まれた洞窟;修行の空間/シトー会と禅宗;ロマネスク建築概説/学説;ル・トロネのミニマリズム/近代建築とモラル ほか)
写真(篠山紀信)(写真解説・磯崎新)
図面

著者等紹介

磯崎新[イソザキアラタ]
建築家。1931年大分市生まれ。1961年東京大学数物系大学院建築学博士課程修了。1963年磯崎新アトリエ創設。代表作に大分県立図書館、群馬県立近代美術館、つくばセンタービル、ロサンゼルス現代美術館、水戸芸術館、バルセロナ市オリンピック・スポーツホール、ティーム・ディズニー・ビルディング、京都コンサートホール、静岡県コンベンションアーツセンター、なら100年記念館、秋吉台国際芸術村、COSIなど。日本建築学会賞・作品賞、日本建築年鑑賞、毎日芸術賞、英国RIBAゴールド・メダル、朝日賞、ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展・金獅子賞など受賞

篠山紀信[シノヤマキシン]
写真家。1940年東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。在学中よりライトパブリシテイ入社。1968年フリーとなる。建築物を主題にした作品は、1975年刊行の『家』(潮出版社)が最初。日本の民家を撮ったこの作品に注目した磯崎新が、1976年のヴェネツィア・ビエンナーレに推挙し、日本館での個展となった。1977年磯崎と二人で「建築行脚」の旅をはじめ、この作品が『磯崎新の建築談議』の元となる『磯崎新+篠山紀信建築行脚』(全12巻)に結実。芸術選奨文部大臣新人賞、毎日芸術賞、国際写真フェスティバル金の眼賞など受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ik

3
ロマネスクから何かを選択するときに、マールがロマネスクの代名詞とも言うほど讃えているクリュニー会からではなく、あえてゴシックの萌芽をも内包した、装飾排除のシトー会から選んでいるのがおもしろい。奇想をはらんだ装飾のオリジナリティと祈りの融合、巡礼というクリュニー会のロマネスクに対して、シンプルさ、石というものが持つ重さと質感、祈りの空間というロマネスクのもう一つの極といえるものを感じられて確かに面白かった。この極端な排除によるシンプルさと秩序がモダニスムの文脈にも合いやすいのかなと、ぼんやり考えながら読んだ2013/05/22

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