出版社内容情報
色の同化をテーマに色の持つトリック、マジックを解明。色彩、デザイン、インテリア、ファッションに関わる人に必携。
内容説明
これまで、色彩錯覚という視点での研究や参考資料は少なく、視覚的効果を狙ったオプティカル・アートや、点描法による後期印象派における対比と同化の錯視現象などに、その一端を見ることができるに過ぎない。今後、情報の伝達手段として、色の錯覚を用いたデザインの色彩計画は、造形性、独創性、イメージ性などの新しい視点での展開となるもので、その実現化への挑戦が望まれる。本書では、できるだけ作例を多数掲載し、目で見て理解するという観点からのアプローチを心掛け、とかく難解な用語や文章を避けて平明な表現を主眼とした。色彩、美術、デザインを学ぶ学生やデザイナー、環境造形に携わる人々、また社会に溢れるサイン計画に関わる方々に。
目次
1 色彩の条件
2 図形の条件
3 形態の様式
4 同化図形のデザインへの応用
5 ポスター・CI・シンボルマーク
色相環
用語解説
著者等紹介
雨宮政次[アメミヤマサツグ]
東京教育大学芸術学科構成専攻研修、同副手。女子美術大学講師、助教授を経て教授。東京工芸大学芸術学部教授。東京学芸大学美術学科非常勤講師。愛知県立芸術大学非常勤講師。東京教育大学芸術学科非常勤講師。東京教育大学大学院、筑波大学大学院非常勤講師。現在、東京工芸大学芸術学部非常勤講師、女子美術大学名誉教授
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