食品ロスの経済学 (増補改訂新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 302p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784897324258
  • NDC分類 588
  • Cコード C3033

目次

本書の課題と分析の枠組み
世界の食品ロスと日本の課題
期限表示制度による食品ロスの発生メカニズム
多店舗経営における品揃え戦略と食品ロス
フードサプライチェーンにおける返品慣行と食品ロス発生の経済分析
コンビニエンス・ストアの出店と食品ロス発生の分析
外食産業における食品ロスマネジメントの分析―発生類型別にみたフードサプライチェーンの課題
農畜産物SPAモデルにおける食品ロスマネジメントの実態―マーケティング論的アプローチによる養鶏ビジネスのケーススタディ
食べ残しの持ち帰りにおけるリスクコミュニケーションの経済分析
韓国における食べ残しに関する食品廃棄物制度の分析
食品リサイクルにおける収益性と公的支援―魚腸骨処理事業における収集システムのケーススタディを通じて
市民参加を通じた食品リサイクルの到達点―名古屋市生ごみ堆肥化事業における可視化の意義
循環型フードシステムと食料問題の相互依存性―地方展開するフードバンク活動を事例として
フードバンク活動における食品ロスの再配分と流通機能―セカンドハーベスト名古屋のケーススタディと欧米韓との比較分析
フードバンク活動による被災地支援と食料安全保障―食品ロス発生抑制ソーシャルビジネスとしての可能性
韓国フードバンク活動における贈与経済

著者等紹介

小林富雄[コバヤシトミオ]
1973年富山県生まれ。2003年名古屋大学大学院生命農学研究科博士後期課程修了。生鮮食品商社、民間シンクタンクを経て、2009年中京学院大学中京短期大学部健康栄養学科准教授。2010年ドギーバッグ普及委員会顧問。2015年同理事長。名古屋市立大学大学院経済学研究科博士後期課程(短期履修コース)修了、愛知工業大学経営学部経営学科准教授。2017年同教授。博士(農学)名古屋大学。博士(経済学)名古屋市立大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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