日本農業における企業者活動―東畑・金沢理論をふまえた農業経営学の展開

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 354p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784897323053
  • NDC分類 611.7
  • Cコード C3034

目次

「農業経営学とは何か」を再び問う―若き日の学問遍歴を振り返りながら
第1部 東畑主体論・中川経営史学から学ぶもの
第2部 農業経営学の社会科学的基礎を求めて―経営二重構造論から学ぶもの
第3部 日本農業の環境変化と新しい担い手の形成
第4部 農業経営学の理論構築に向けて
農業における「企業者活動」を「木」から「森」へ

著者等紹介

高橋正郎[タカハシマサオ]
1932年中国・大連市生まれ。1957年東京大学農学部農業経済学科卒業。同年東京大学助手、72年農林省試験研究機関研究室長。73年農学博士。84年日本大学農獣医学部教授、2001年女子栄養大学大学院客員教授、2007年宮城大学客員教授。この間、農政審議会委員、国土審議会特別委員・専門委員、経済審議会臨時委員・特別委員、BSE問題に関する調査検討委員会委員長、日本フードシステム学会会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

19
長年の学問履歴の詳細が余すところなく叙述されている重厚な研究史。農業経営学は、農業経営を 対象化し、どのような環境の下で近代化(傍点)していくか分析(4頁)。不朽の名著東畑精一『日本農業の展開過程』1936年(13頁)。耕作農民を単なる業主と規定した農業環境の概念図(51頁)。文化構造とは、むら構造で平等意識。近藤康男はマル経、東畑はシュンペーターをプロパーに農業 経済学(傍点)を確立(64頁)。T.W.シュルツは食糧問題と農業問題を分けて説明(109頁)。  2015/01/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8317293
  • ご注意事項

最近チェックした商品