商品化する日本の農村空間

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  • サイズ A5判/ページ数 397p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784897322674
  • NDC分類 611.15
  • Cコード C3025

目次

第1部 農村空間の商品化の諸類型と地域差(農水産物の供給;レクリエーション・観光―ルーラル・ツーリズムの展開;都市住民の農村居住 ほか)
第2部 商品化する日本の農村空間の諸相(北海道羅臼町・標津町における漁村空間の商品化とその地域性;阿武隈高地における農商工連携による地域活性化;横浜市青葉区寺家地区におけるルーラリティの商品化 ほか)
第3部 農村空間の商品化の意義と背景(都市農村関係からみた農村空間の商品化の意義;農村空間の商品化における内発性;農村空間の商品化の社会経済的背景 ほか)

著者等紹介

田林明[タバヤシアキラ]
1948年富山県生まれ。東京教育大学大学院理学研究科博士課程、東京教育大学理学部助手、筑波大学地球科学系助教授を経て、筑波大学生命環境系教授。理学博士。専門は人文地理学、農業・農村地理学、カナダ地誌(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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人生ゴルディアス

2
農業など一次産業の衰退から、農村空間を生産の場ではなく「農村的ナニカ」の消費の場として活用してきた日本各地の事例紹介と、ある程度の思想的基盤解説。観光に詳しいわけではないので、ニッチな農村系レジャーを知れてよかった。クラインガルテンとか初めて知った。話題が2010年までなので、デフレ時代の色合いがとても濃く感じられる。ひまわりの観光名所とかも、成立は偶然であったり収支としては補助金漬けであったり、なんともはや。本書の話題は2010年までで、昨今米価や木材が高騰し、この先はまた事情が色々変わりそうである。2024/11/30

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