内容説明
1年を1冊に。20世紀日本近代文学の空白を埋める新機軸のアンソロジー。
目次
創作(観音の使徒(スケツチ)(和辻哲郎)
二人の男(島田清次郎)
死線を越えて(抄)(賀川豊彦) ほか)
評論(原稿料の話(IM生)
自分に云ひ聞かせる言葉(有島武郎)
新婦人協会の請願運動(与謝野晶子) ほか)
詩歌(薔薇の歌(抄)(与謝野晶子)
ドストイエフスキーは 泣いてゐらつしやる 沖の漁火や 踊りませうよ(正富汪洋)
丸善工場の女工達(高村光太郎) ほか)
著者等紹介
和辻哲郎[ワツジテツロウ]
1889・3・1~1960・12・26。哲学者・評論家。兵庫県出身。東京帝国大学文科大学哲学科卒
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