父 井上靖と私

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784897131610
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

変色せず生き続ける文豪と家族の絆。井上家の書斎で過ごした『わが母の記』撮影の至福を追体験した。

目次

三十五年ぶりに届いた父からの手紙
子供の頃住んだ家
世田谷の家に移って
祖父母と父母
父の趣味 交友
旅の思い出
父の作品にまつわる思い出

著者等紹介

浦城いくよ[ウラキイクヨ]
青山学院大学卒業。一般財団井上靖記念文化財団専務理事。旭川市井上靖記念館相談役。旭川観光大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

逍遥遊

8
141-20160812-05 井上靖ファンにはたまらない。読んでいて『あすなろ物語』『しろばんば』『氷壁』『孔子』など、懐かしい作品のエピソードが満載。『わが母の記』が、映画になっているというので昨日、ネットで観賞。井上靖を役所広司が、やっていた。宮崎あおいが可愛かった。実際の自宅が撮影に使われていたので、感慨深い映画でした。また、孔子を読み直そう。しろばんばもいいな。2016/08/12

tono

8
全編を通じて溢れんばかりの愛情と尊敬に包まれている。そして父が亡きことに対するしんみりとした哀しみ。 人間井上靖の大いなる魅力を存分に肌で感じられる素直なエッセイ。 文学史に残る偉大な文豪の、客観的ではありながら全くの他者が書くのとは明らかに異なる人物像。著者に直接お話を伺いたくなる。あらためて井上作品を読み返したくなる。良作。2016/08/04

コロチャイ

5
娘からみた「井上靖」、私は小説のなかからしか、伺えなかった井上靖像がまた拡がった。名作の数々を再読したいと思う。このエッセイのなかの詞「全てのことは出会いからはじまる」そうだなと思った。2022/06/20

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