奇想の源流―島田荘司対談集

奇想の源流―島田荘司対談集

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  • サイズ B6判/ページ数 323p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784897130019
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

本格ミステリーから死刑廃止までを語る。ミステリー評論、ピラミッド、江戸、自動車、脳、死刑廃止、冤罪者救済へと拡がる奇想の源流、そしてそれが今、どこへ流れようとしているのか。

目次

第1章 探偵小説論
第2章 日本人論
第3章 自動車論
第4章 社会論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tanaka9999

11
1996年第一刷、有朋書院の単行本。13編の対談・座談集。ミステリーの対談が多数と思い込んでいたのだが、実際は違う。その程度はどこのサイトを見ても一見で分かる程度のことなのだが。内容的には一般的な座談会。もちろん全体に思想が前面に出ているのだが。2024/05/26

ちぇん、

3
矢張り「探偵小説論」を主目的で手に取るが少し肩透かし感。特に座談会は一番血気盛んなのが島荘だが井上夢人が衝突を避けるのが何とも言えず。ではどこが印象に残るかというと「自動車論」。自分は自動車に関する興味・知識はほとんどないため何を言っているか分からないが物凄く楽しそうなのは伝わる。好きな分野でも、いや好きな分野だからこそなのか自国の自動車について不満や愚痴をぶちまけるのが島荘らしい。日本車について岡崎が「質のいいイワシの缶詰屋」と貶す一方で島荘は「高級仕出し弁当屋」と揶揄する。面白く気合の入った喩え。2019/06/13

ココアにんにく

0
19961125読了

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