感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayana
6
昨年のやまなし文学賞の受賞3作品を収録した単行本。純文学の賞とは少し趣が違い、どの作品も心が揺らされじんわりと沁み入るような物語。『蝉の声』は貧困家庭の少年の母親への思いと心の機微を描く。やわらかい雰囲気でありながら読者を不安にさせるような展開が絶妙で、一気に読んでしまった。他の2編、女4代の家族を描いた『野良猫』、義父とお嫁さんだけが取り残された家族を描く『最後の仕事』も印象に残った。審査員が町田康・堀江敏幸・青山七恵と豪華な面々で、選評も載っており、あわせて読めるのが良かった。2025/11/05
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