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著者等紹介
真鍋呉夫[マナベクレオ]
1920年1月25日、福岡県遠賀郡岡垣村に生まれる。まもなく中国に渡り、当時の中国民衆の反日反帝運動から激しい衝撃を受ける。また、市井の遊俳として終始した父天門の影響で発句を作りはじめる。1939年、同人誌「こをろ」を矢山哲治・阿川弘之・島尾敏雄・那珂太郎らと創刊。1941年、文化学院文学部に入学。翌42年、応召。佐賀の関沖の無人島に駐屯、戦艦大和の最後の出撃を見送る。1945年9月復員。翌46年、律子夫人を失ったばかりの檀一雄来訪、以後30年にわたって兄事。1949年、上京、文筆生活に入る。『雪女』により第30回藤村記念歴程賞および第44回読売文学賞を受賞。2002年、宗左近の推挽により『真鍋呉夫句集』を刊行。現在、俳句と連句の同人誌「紫薇」に拠るほか、那珂太郎・寺田博・司修・笠原淳ら九人の連衆による「雹の会」に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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